関節リウマチという病気は、関節に慢性的な炎症が起こり、痛みや腫れが生じる病気です。
関節の炎症が長引くと、関節周囲の骨や軟骨などが破壊されていきます。
【初期】
関節を包んでいる「滑膜」という組織に炎症が起こることから始まります。
炎症により滑膜が増殖し、厚く腫れ上がってきます。
関節液が大量にたまり始めて、こわばりや痛み、体のだるさ、熱感が現れ始めます。
【中等度】
滑膜が増殖して、軟骨を侵食していきます。
関節周囲の筋肉が萎縮し始めますが、関節自体の変形はまだ起こっていません。
【高度】
軟骨だけでなく、骨まで侵食・破壊された段階で、筋肉の萎縮も進み始めます。
動きが悪くなり、関節にも変形が見られます。
骨と骨が噛みあわない「脱臼」が起こる場合もあります。
【末期】
破壊が進んでしまい、骨と骨がくっついてしまいます。
痛みは和らぎますが、関節はまったく動かなくなります。
このように、関節リウマチという病気の進行は4段階に分かれていて、治療の目的は、その関節の破壊の進行を止める事にあります。

